米モバイル広告の市場規模、2011年に10億ドル超え――eMarketer予測

» 2011年10月05日 12時54分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米国のモバイル広告市場規模は2011年、10億ドルを超える見通しだ。米調査会社のeMarketerがこのような予測を発表した。

 mobile ad 2010年〜2015年の米国モバイル広告投資予測(資料:eMarketer)

 同社によると、米国の広告主は2011年に、モバイル広告におよそ12億3000万ドル投資するという。前年の投資額は7億4300万ドルだった。同社は、2015年のモバイル広告費は44億ドルに上ると見込んでいる。モバイル広告には、携帯電話とタブレットに表示されるバナーや動画広告などのディスプレイ広告、テキストメッセージ広告、検索広告が含まれる。

 eMarketerは、モバイル広告市場拡大の要因として、スマートフォンとモバイルインターネット利用の急激な普及を挙げた。同社によると、2011年末までに、米国の携帯電話ユーザーの38%はスマートフォンを使うようになり、41%は最低でも月に1度、モバイル経由でインターネットを利用するようになるという。

 モバイル広告の内訳は、2011年はメッセージング広告が36.1%で最も多いが、2015年には検索広告(40.2%)、バナーおよびリッチメディア広告(36.4%)がメッセージング広告(14.4%)を大きく上回るとeMarketerは予測する。また、ビデオ広告が最も急成長するとみている。

 emarketer 2 2011年と2015年のモバイル広告内訳(資料:eMarketer)

 同予測は、複数の調査会社のデータ、主要なモバイル広告ネットワーク企業のデータ、スマートフォンやタブレットの使用傾向、業界幹部へのインタビューに基づいた独自の分析をベースにしているという。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年08月08日 更新
  1. NHK受信料パトカー・消防車から徴収問題、猛反発を受け「検討を進めていく」と会長 (2026年08月07日)
  2. ドコモが念願の増収増益に好転 「ドコモMAX」好調も後押し、今後は“ロイヤルユーザー”を重視 (2026年08月06日)
  3. まだ「つながりにくい」声ある“ドコモ通信品質問題”の現在地 前田社長が明かす「道半ば」の詳細解説 (2026年08月06日)
  4. 楽天モバイルのローミングは「予定通り9月末に終了」 ただし「ルーラル限定で継続」の可能性も (2026年08月07日)
  5. なぜ? カーナビが「NHK受信料」対象になるワケ 課金されるケースと徴収を免れる方法 (2025年04月15日)
  6. 「NHK受信料の値上げは検討していない」――会長が明言 スクランブル化を求める声絶えず (2026年08月07日)
  7. KDDIが値上げしても解約率が低下した理由 au、UQ mobile、povoを循環させ「脱・販促費競争」へ (2026年08月07日)
  8. 元グループ会社が「ドコモの銀行」になった不満を吸収? SBI新生銀行が「SBIの銀行」として最大5.2万円のキャッシュバックキャンペーンを開催 (2026年08月05日)
  9. 東海道・山陽・九州新幹線の「EXサービス」に複数のサービス改訂 「ご利用票」のスマホ表示などを9月から順次開始 (2026年08月06日)
  10. スマホの「エアコン冷却」がダメなワケ 猛暑日にやりがちな“水没”の危険性と正しい冷やし方 (2026年08月06日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー