世界携帯電話販売台数、新製品待ちで2%減少 Samsungがシェアトップに――Gartner調べ

» 2012年05月17日 12時19分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米調査会社Gartnerは5月16日(現地時間)、2012年第1四半期(1〜3月期)の世界携帯電話市場に関する調査結果を発表した。携帯電話の販売台数が前年同期比2%減の4億1911万台となった。減少したのは、2009年第2四半期以来という。

 Gartnerは、通常は同四半期に販売台数が最も伸びるアジアで新製品があまり発売されず、ユーザーが買い控えたのが販売台数減少の要因だとしている。

 携帯電話のメーカー別販売台数では、1998年以来首位の座を守ってきたフィンランドのNokiaがついに2位に転落した。Nokiaを抜いたのは、韓国Samsung Electronics。Samsungはスマートフォンの販売台数でも、米Appleから首位を奪還した。Samsungのスマートフォンの販売台数は3800万台で、Android端末全体の40%以上を占めたという。

1〜3月期の世界携帯電話メーカー別販売シェア(単位:千台)
順位 メーカー名 2012年1Q販売台数 シェア(%) 2011年1Q販売台数 シェア(%)
1 Samsung 86,567.6 20.7 68,782.0 16.1
2 Nokia 83,162.5 19.8 107,556.1 25.1
3 Apple 33,120.5 7.9 16,883.2 3.9
4 ZTE 17,439.3 4.2 10,788.7 2.5
5 LG Electronics 14,720.4 3.5 23,997.2 5.6
6 Huawei 10,796.1 2.6 7,002.9 1.6
7 Research In Motion 9,939.3 2.4 13,004.0 3.0
8 Motorola 8,368.2 2.0 8,789.7 2.1
9 Sony Mobile Communications 7,898.4 1.9 7,919.4 1.9
10 HTC 7,703.4 1.8 9,313.5 2.2
その他 139,392.6 33.3 153,809.0 35.9
合計 419,108.3 100.0 427,845.7 100.0
(資料:Gartner)

 スマートフォンの販売台数は、前年同期比44.7%増の1億4440万台で、首位を争うAppleとSamsungが市場の約半分(49.3%)を占めた。Samsungの携帯電話販売台数に占めるスマートフォンの販売台数は43.9%と拡大している。一方、シェアを落とし続けるNokiaのスマートフォン比率は16%だ。

 スマートフォンのOS別シェアでは、首位の米GoogleのAndroidが前期よりさらにシェアを拡大し、56.1%となった。同四半期に中国でiPhone 4Sが発売されたiOSも大きく伸びた。中国でのiPhone販売台数は500万台を超え、中国はAppleにとって、米国に次ぐ重要市場になった。

1〜3月期の世界スマートフォンOS別販売シェア(単位:千台)
順位 OS名 2012年1Q販売台数 シェア(%) 2011年1Q販売台数 シェア(%)
1 Android 81,067.4 56.1 36,350.1 36.4
2 iOS 33,120.5 22.9 16,883.2 16.9
3 Symbian 12,466.9 8.6 27,598.5 27.7
4 Research In Motion 9,939.3 6.9 13,004.0 13.0
5 Bada 3,842.2 2.7 1,862.2 1.9
6 Microsoft 2,712.5 1.9 2,582.1 2.6
その他 1,242.9 0.9 1,495.0 1.5
合計 144,391.7 100.0 99,775.0 100.0
(資料:Gartner)

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