Nokia、iOSとAndroid向け地図アプリ「HERE」を発表

» 2012年11月14日 08時25分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 フィンランドNokiaは11月13日(現地時間)、地図サービスの新ブランド「HERE」を発表した。提携している米MicrosoftのWindows Phoneだけでなく、米AppleのiOS、米GoogleのAndroid向けにも無料地図アプリもリリースする。iOSアプリは既にApp Storeに登録しており、承認待ちという。

 here on iOS iPhoneで表示したHERE

 HEREは、クラウド上にHTML5で構築した地図データにWebブラウザや各種プラットフォームからアクセスして使う地図サービス。NokiaはHEREを“初のロケーションクラウド”と説明する。

 Nokiaは20年以上にわたって地図サービスに取り組んでおり、欧州・米国の地図はかなり充実している(日本のデータはまだ主要な地名が表示される程度)。iOS 6のマップアプリに問題があり、Google MapsのiOSアプリがリリースされるかどうか不明な現在、HEREはNokiaがマップ市場でのシェアを伸ばす大きなチャンスになりそうだ。

 Webブラウザからは既に利用できる。Google Maps同様に地名の検索、自動車・徒歩・公共機関による行き先案内、衛星写真地図、3D表示、ストリートビューのような表示が可能で、表示した地図情報を端末に転送する機能なども備える。

 here 1 Webブラウザで表示したHERE
 here 3 ストリートビューのような表示も可能

 同社はまた、Mozillaと提携し、来年「Firefox OS」向けにWebアプリ版のHERE Mapsを提供することも発表した。

 さらに、Android開発者向けにHEREのデータを利用するアプリを開発するためのSDKを2013年初頭に提供する計画も発表した。

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 同社はHEREの3Dマップの充実を目指し、写真計測技術を利用した3Dデータを手掛ける米earthmineを買収する。買収総額などの詳細は公表していない。取引は年内完了の見込みだ。

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