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» 2015年03月10日 11時30分 UPDATE

蓄電・発電機器:4.86kWで280万円台、270W出力の太陽電池

LIXILは高効率太陽電池モジュール「セテラ」の販売を2015年5月から開始する。単結晶シリコン太陽電池を用いた60セル品の出力は270W。

[畑陽一郎,スマートジャパン]

 LIXILは高効率太陽電池モジュール「セテラ」の販売を2015年5月から開始する。単結晶シリコン太陽電池を用いた60セル品(Fサイズ、LX2B-270H)の出力は270W(図1)。セテラを3段6列(18枚)設置して4.86kWとし、新パワーコンディショナー、接続箱と組み合わせた場合の費用は285万7500円(税別)*1)

*1) カラーモニターや配線材、設置工事費、架台などの費用は含まれていない。

yh20150310LIXIL_set_590px.jpg 図1 太陽電池モジュール「セテラ」の施工例 (クリックで拡大) 出典:LIXIL

 同社は単結晶シリコン太陽電池を用いたモジュールを2製品販売している。Aタイプ(出力275W)とBタイプ(同250W)だ。「Aタイプは低照度特性のよい太陽電池セルを用いており、弱い光でも発電が可能な上位モデルだ」(LIXIL)。価格は18万円。Bタイプは普及品に相当する。セテラはBタイプの後継機種に相当し、価格は13万5000円。形状や重量はBタイプと同じだ。

 従来のBタイプのモジュール変換効率は15.4%、これをセテラでは16.6%に高めた。セルのバスバー電極を4本に増やしたことでセル変換効率を18.5%に改善した他、セル形状をより正方形に近づけることでモジュールの開口率を高めた形だ。

 LIXILは太陽光発電システムのシステム製品として「ソーラールーフ」「ソーラーラック」「ソーラーベース」という3種類を用意している(図2)。セテラはいずれでも選択が可能。

yh20150310LIXIL_3types_426px.jpg 図2 LIXILの太陽光発電システム ソーラールーフ(左上)、ソーラーラック(右上)、ソーラーベース(下) 出典:LIXIL

面積効率も向上

 セテラには60セル品のFサイズの他に、48セル品のSサイズ(LX2B-215H)がある。SサイズはFサイズの約80%の寸法であり、屋根形状に合わせて設置しやすい。従来のBタイプを組み合わせて設置した場合と、セテラを組み合わせて設置した場合の出力の比較を図3に示す。

yh20150310LIXIL_comp_296px.jpg 図3 同面積でも出力増 出典:LIXIL

 セテラと同時に屋内用のパワーコンディショナー3機種の販売も開始する(図4)。容量は5.5kW(RLE-KP55K3)と4kW(RLE-KP40K3)、3kW(RLE-KP30K3)。電力変換効率はいずれも95.0%。運転時の騒音は34dB。

yh20150310LIXIL_PCS_500px.jpg 図4 新パワーコンディショナー 左が5.5kW出力品、右が4kW品と3kW品 出典:LIXIL

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