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» 2017年05月25日 11時00分 UPDATE

太陽光:期待発電量を試算できる、低圧太陽光向け監視サービス

ソーラーフロンティアは低圧太陽光向けの遠隔監視モニタリングサービスの受注を開始した。独自の解析技術により、気象計が設置されていない発電所であっても期待発電量を試算し、現状の発電量の健全性を評価できるという。

[長町基,スマートジャパン]

 ソーラーフロンティアは、このほど50kW未満の低圧連係の太陽光発電所を対象とした「ソーラーフロンティア 低圧監視モニタリングシステム」の受注を開始した。スマートメーター、近隣の気象データ、インターネットクラウドサービスなどを活用し、的確な発電所の監視を実現するという。

 同システムはスマートメーターで計測した発電量情報をインターネット回線を通してクラウド上に蓄積することで、発電量や売電金額の累計が確認できるだけでなく、実際の発電量と期待発電量とを比較して、発電量の健全性を評価できる。期待発電量は、これまで気象計が設置されていない発電所では算定が困難だったが、ソーラーフロンティアは独自の解析方法を利用し、近隣の気象データに基づく日射量の推定と独自開発のロジックにより算定する。

 発電所の状況確認に必要な情報は、PC、スマートフォン、タブレット端末などから確認できる。さらに、太陽光発電システムに不具合が生じた際の発電異常警告や、日次、週次、月次、年次での発電量や売電金額などをレポートとしてメール配信する機能も備える。

(クリックで拡大) 出典:ソーラーフロンティア

 なおこのシステムはソフトウエア開発会社エナジー・ソリューションズの発電監視プラットフォームと、インターネットサービス事業を行うアイアンドシー・クルーズの収納代行システムを基にして提供する。商品ラインアップは、スマートメーターによる発電量計測を行う「スタンダード」と、スタンダードの内容に加えてパワーコンディショナごとの監視も行う「プロフェッショナル」の2種類がある。ソーラーフロンティアでは、同システムを通じた商品ラインアップの追加や新サービスの提供についても、今後、協力会社2社と検討する方針。

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