バイドゥ、GPT-4.5と同等性能のAIモデル「Ernie 4.5」発表 推論モデル「ERNIE X1」も APIは低価格に
中国Baidu(百度)は3月16日(現地時間)、AIモデル「Ernie 4.5」「ERNIE X1」を発表した。Ernie 4.5は米OpenAIのAIモデル「GPT-4.5」と同等の性能を持ちながらAPI料金の低価格化を実現したという。ERNIE X1は同社初の推論モデル。両モデルともに、個人ユーザーはチャットAIサービス「ERNIE Bot」上で無料で利用可能。
Ernie 4.5はマルチモーダルモデルで、理解、生成、推論、記憶といった性能が向上し、論理的推論やコーディングタスク、ハルシネーションの防止能力を大幅に強化したとアピール。高度な知識や文脈認識能力も備えており、インターネットミームや風刺漫画などを理解できるという。また複数のベンチマークで、GPT-4.5の性能を上回ったとしている。
ERNIE X1は、マルチモーダルな推論モデル。中国DeepSeekのAIモデル「DeepSeek R1」と同等の性能を持つとうたっており、中国語の知識に対するQ&Aや文学的な文章の執筆、複雑な計算などに優れているという。加えてAI検索や画像生成、コードの解釈などのツール使用にも対応するとしている。
エンタープライズユーザーと開発者は、同社のAIクラウドサービス「Qianfan Foundation Model Platform」からErnie 4.5のAPIにアクセスできる。
価格はトークンの入力で、1000トークンあたり0.004人民元(0.08円、1人民元20円換算)から、出力で1000トークンあたり0.016人民元(0.32円、同)から。GPT-4.5のAPI利用料(入力で1000トークンあたり11.25円、出力で1000トークンあたり22.5円、1ドル150円換算)と比較し、低価格を実現している。
ERNIE X1も同サービスにて近日中に公開予定。入力価格は1000トークンあたり0.002人民元(0.04円、同)から、出力価格は1000トークンあたり0.008人民元(0.16円、同)から。
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