AIエンジニアの安野貴博さんは4月24日、2025年夏に実施予定の参議院議員選挙について、出馬を本格的に検討すると発表した。同日に自身のYouTubeチャンネルで行った生配信で意向を明かした。
理由は「永田町をアップデートしないといけないんじゃないかという思いが強くなった」などと説明。実際に出馬するかどうかについては、今後あらためて公表するとしている。
安野さんは、24年7月の東京都知事選に立候補し、AIやデジタル技術を駆使した選挙戦を展開。約15万票を獲得し、56人の候補者中5位となっていた。11月には、東京都の行政DXを推進する団体・GovTech東京のアドバイザーに就任。25年1月からは、AIなどのデジタル技術を政治に活用する実験プロジェクト「デジタル民主主義2030」を始めている。
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