ビジネスに広がる生成AIの波。AIによる強力な自動化・効率化により、プログラミングやデザイン、果ては科学研究など、既存の業務や事業が大きく変わる可能性があるとして、世界規模で注目が集まっています。
一方、利用に当たっては注意点も多数。本連載では、生成AIに関する“失敗あるある”を繰り返す架空の中小企業を舞台に、生成AI活用の基礎的な注意点を漫画形式で紹介します。更新は毎営業日(原作:ITmedia AI+編集部 吉川大貴 画:庶務課)。
社長にChatGPTの活用をすすめるアイ。面倒がられながらインストールしてもらうところまではいきますが、社長がクリックしたのは「ChatGPT」ではなく「ChatGTP」でした……。
「Gemini」「Claude」など、チャット型の生成AIツールは複数ありますが、最も著名なのは米OpenAI社の「ChatGPT」でしょう。一方、その有名さから、スマートフォンのアプリストアや、その他マーケットプレースには紛らわしい名前で誤認を狙うサービスも多々見られます。
過去には実際に「ChatGTP」というサービスが、米AppleのApp Storeのランキングにおいて、ChatGPTを超える順位になったことも。当然ですが誤認を狙ったアプリ・サービスは公式のものではなく、使い物にならない場合もあります。
ChatGPTに限った話ではありませんが、有名サービスとの誤認を狙って利用させようとするアプリは、情報の窃取を目的としている場合もあるので、正規のサービスを使いましょう。ちなみにGPTは「Generative Pretrained Transformer」の略です。
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要注意? 「ChatGTP」がApp Storeのランキング上位に AI版「gmeil」かCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.