ニュースサイト「ザ・ハフィントン・ポスト」日本版がオープンした。ネガティブコメントで埋まりがちだった読者参加型ニュースコミュニティーを「ポジティブな言論空間」に育てるというチャレンジでもある。
一時期の「ケータイ小説」ブームは沈静化したが、普及が進むスマートフォンによる「スマホ小説」がさまざまな人々につづられ、読まれている。読者である個人が書き手にもなり、ネットを通じて多くの共感を広げていく循環が生まれている。
ミクシィが発表した「mixiページ」は、「mixiタウン」構想の第1歩だ。従来のポータル的なmixiの求心力を積極的に位置付け、プライベートなコミュニケーション空間と相乗的にmixiを活性化させていく考えで、コミュやmixiニュースのリニューアルも計画している。
最後のスペースシャトル「アトランティス」帰還の日。緊張が走るNASA管制室の大型スクリーンには、日本の個人が趣味で作ったWebアプリが映し出されていた。
DeNAとヤフーによるPC向けソーシャルゲームサイト「Yahoo!モバゲー」が好調だ。重要指標は右肩上がりで成長し、収益も黒字化を達成。生き馬の目を抜くソーシャルゲーム業界だが、PC向けは「ブルーオーシャン」だという。
Googleがテストを始めた本格的なソーシャルサービス「Google+」。Facebook対抗サービスとしてFacebookと同様の機能を持つ一方、つながりの起点となる「サークル」や、ニュースなどの共有が容易な「Sparks」など特徴的な機能も備える。
「Mobage」のDeNAと「レイトン教授」のレベルファイブが業務提携し、ソーシャルゲームを共同で開発。第1弾として「レイトン教授ロワイヤル」を今秋から展開する。両社のノウハウを組み合わせ「新しいソーシャルゲーム」の開発を目指す。
トヨタとSalesforceが共同で構築・運営するEV/PHV向けSNS「トヨタフレンド」は、「クルマのソーシャル化」に向けた一歩になるかもしれない。SalesforceのベニオフCEOは「クルマはモバイルデバイスになりつつある」とみる。
朝日新聞の有料電子版「朝日新聞デジタル」は、朝日新聞のほぼ全記事をPCやスマートフォンで閲覧できる「新しいメディア」だ。「紙とデジタルは競合しない」と紙の販売部門がデジタルの拡販にも取り組み、1年程度で10万会員の獲得を目指す。
ソニーグループのオンラインサービスから最大1億件以上の個人情報が流出した可能性のある事件は突発的なものなのか、あるいはどこかに伏線があったのか──出来事を時系列順に整理した。
旧式冷蔵庫・エアコンの買い換え、ノートPCのバッテリー駆動、サーバ移設、自販機停止、休日・勤務時間のシフト──化学工学会が、夏の大規模な計画停電を回避するために詳細な提言を公表した。
「どうする!?どうなる?都条例」:
都の青少年育成条例改正問題を考えるイベント「どうする!?どうなる?都条例」で、宮台真司教授は「誤解」を招く改正案のあいまいさ、法益の疑わしさなどを批判した。
「どうする!?どうなる?都条例」:
都の青少年育成条例改正案をめぐり、現役の漫画家や出版関係者、学者らが参加した「どうする!?どうなる?都条例」が開かれた。「改正案の本当の狙い」や出版・同人誌界の取り組み、「PTAは賛成しているのか」など、さまざまな発言があった。
News Weekly Access Top10(2007年11月11日−11月17日)
初音ミクに次ぐボーカロイドシリーズ第2弾「鏡音リン」の全身像が公表された。ミクと同様、シンセサイザーの名機をモチーフにしているようだ。
8都県260万人に影響した自動改札機の不具合。製造元によると「送信データがある長さ、ある件数」の時に発生する「レアケース」なプログラム不具合が原因だった。
同人誌と表現を考えるシンポジウム:
「同人誌作ってまーす」と会社で言えない人は多そうだが、われわれが担ってきたものについて、もっと胸を張ってもいいのかもしれない。そして故・米澤氏は「あいまいの良さ」を語っていたという。
同人誌と表現を考えるシンポジウム:
第2部ではマンガ評論家ら有識者が集まり、同人誌への規制の動きに対する考え方を話し合った。同人界の取り組みを広くアピールしていき、規制側といたずらに対立すべきではないことが主張されたほか、「有害コミック」騒動が吹き荒れた91年問題、表現と「悪影響」の関係などが話題になった。
同人誌と表現を考えるシンポジウム:
「同人誌と表現を考えるシンポジウム」で、即売会主催者、印刷所、書店の代表者が参加した第1部の後半では、実際の修正基準やトラブルなどが話題になった。女性系で修正が増えている現状なども明かされた。前回の冬コミでは男性系より多かったという。
同人誌と表現を考えるシンポジウム:
警察庁研究会の報告書に登場した「同人誌」「同人誌即売会」。著名な関係者が集まった「同人誌と表現を考えるシンポジウム」では、意外に知られていない印刷所や即売会主催者によるチェック=自主規制の現状報告や課題が話し合われた。
安彦良和さんによると、ファーストガンダムは「お粗末」であり、品質的には劣るはずの日本アニメが世界的に支持を受けているのは「謎」。庵野秀明さんは「この12年間エヴァより新しいアニメはありませんでした」と。
デニム地のノートパソコンも? MS「IntelliMouse」の革張りモデルに使われている技術が日本で本格展開へ。来春にも一風変わった電子機器が登場しそうだ。
松下の中間決算は減益予想から一転、増益に。好調のPDPは販売台数目標を積み増し、デジカメはコンパクト型シェアトップに。だが下期の見通しには慎重な姿勢を崩さない。
楽天がTBS株式の15.5%を取得して筆頭株主に。共同持株会社方式による経営統合を提案した。テレビの影響力とネットの将来性、ECの収益性を融合させ、海外の巨大企業に対抗できるメディア企業グループを目指すという。
ドコモと楽天がネットオークション事業で業務提携。携帯向けオークションは拡大の兆しを見せており、両社のノウハウとユーザーベースを活用して市場拡大を図っていく。
CEATEC JAPAN 2005:
東芝は、開発者用Cellリファレンスセットを公開した。4MbpsのMPEG-2を48ストリーム同時に再生してみせるなど、Cellの高性能ぶりをPRした。
CEATEC JAPAN 2005:
空中に浮かんだウインドウを指で押さえたら、ぐにゃり──パイオニアが開発した「フローティングインタフェース」は、裸眼視できる立体映像と、空中を操作するインタフェースを組み合わせた。
文部科学省が計画している10P(ペタ)FLOPSの世界最速コンピュータ「汎用京速計算機」は、人体丸ごとのシミュレーション解析といったグランドチャレンジに挑む。
地球シミュレータの約250倍となる「汎用京速計算機」を2010年度に実現する国家プロジェクトが動き出そうとしている。巨費を投じて日本が再び最速スーパーコンピュータを目指すのはなぜか。
「『世界のソニー』を復活させたい」──1万人の削減やカンパニー制の廃止。不振にあえいできたエレクトロニクス事業の復活に向け、選択と集中、リストラを断行する。
高性能なレンズでプロやハイアマから高い評価を受けてきたコンパクトカメラ「GR」シリーズ。ファン待望の「GR DIGITAL」がついに姿を現した。「お待たせした分、優れたカメラになった」というリコーの自信作だ。
「特許非係争条項は時代錯誤になっていた」──米MSの知財担当幹部はこう話し、今後はクロスライセンスで他社との信頼関係を築いていく考えだ。日本の大手企業とも交渉が進んでいるという。
Microsoftが独禁法違反に問われている審判で、同社が初めて本格的な反論を展開した。特許非係争条項(NAP)は「OEMメーカーの訴訟を禁じるものではなく、公正な競争を阻害するものではない」という。
アッカが3カ年の中期計画を発表。個人向けADSLを収益基盤としつつ、企業向けサービスや「M2M」を成長エンジンに加え、“ADSLのアッカ”をコミュニケーション企業に脱皮させる。
「変化に対応できないと生き残れない」──ナムコ創業者の中村会長はダーウィンを引きながら力説した。統合のきっかけはゲーム「ガンダム一年戦争」だったという。