ブラウザに履歴やcookie情報を残さずブラウジングできるシークレットモード。最近はある特定の場面でも活躍してくれています。
2009年11月24日〜2009年11月30日
先週のBiz.IDでもっとも読まれた記事は「新型ポメラのよく分からないところを、開発担当の立石さんに聞いてみた」。3位、4位にもポメラ関連の記事がランクインし、久々のポメラフィーバーに沸く編集部である。ポメラの暴風雨(?)が吹き荒れた前回の記事を読みなおしていて気付いたのだが、あれって1年以上前のことだったのですね。つい最近だと思っていたのになあ……。
ランキングには入っていないが、そのほかで筆者が気になったのは「職場でのネット利用、4割が『ブラウザの履歴消したことある』」という調査記事。履歴の削除は筆者もたまにやるが、ほとんどの場合は「Webサイトのスクリーンショットを取るとき」だ。履歴をそのままにしてスクリーンショットを取ると、クリック済みのリンク部分だけフォントカラーが青から紫などに変わっていて、カッコ悪いためである。細かいような気もするが、企画書や記事内で利用する場合は見栄えに関わってくるので、けっこう重要だと思っている。
話を調査記事に戻すと、履歴を削除する理由としては「人に見られたくない」「アダルトサイトを見たから」(これはさすがに職場ではないと信じたいが)など、他人の目を意識した回答が多かったようだ。見てしまったあとで履歴を消してもいいが、それなら最初からシークレットモード(ブラウザに履歴やcookie情報を残さないモード)で見ればいいのでは? とも思う。主要ブラウザの最新版なら、ほとんどがこの機能を搭載している。ショートカットキーは以下だ。
履歴の削除は、場合によってはそれなりに時間がかかることもあるが、シークレットモードなら起動はほぼ一瞬。ということで最近は、件のスクリーンショットを取るときにもこちらを活用している。
かくも便利なシークレットモードではあるが、最後に注意事項をひとつ。Google Chromeも忠告してくれているが、一番気をつけなければならないのは、実はあなたの「背後にいる人」だったりします。お忘れなきよう――。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.