新型コロナウイルスはいずれ収束するだろう。しかし一度味わった「テレワークの味」を、今在宅勤務をしている人たちは、そう簡単に忘れない。なぜなら、会社への通勤時間が、いかに人生の生産性を下げているか、と多くの会社勤めの人が気付いてしまったからである。最初は不慣れでも、オンライン会議や、オンライン商談、オンライン研修、オンライン面談などに慣れてくれば、毎日オフィスでフルタイム働かなければならない理由はなくなる。
以前、電子メールが普及したころもそうだった。「何がメールだ! 電話の方が便利に決まってる」と言っていた連中も今は昔。携帯電話が普及したときもそう。スマートフォンが普及したときも同じく。“守旧派”が何と言っても、多くの人が使いはじめたら、もうその流れに逆らうことは困難だ。
サラリーマンの“戦闘服”である「背広」もいい例だ。クールビズに、スマートカジュアル。キチンとした「背広」を着て通勤するサラリーマンも、ドンドンと減りつつある。いったん「ラク」で「機能的」なものを味わうと、元に戻れなくなる。だから、テレワークも間違いなく市民権を得ることになると断言する。
テレワークがこのまま、それなりに普及すれば、1LDKのような長時間会議は絶滅するだろう。1日中会議ができるのは、リアルな会議室があるからこそであって、テレワーカーを含めて長時間の会議をするのは、現実的ではない。
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