#SHIFT

今こそ「脱会議」! 生産性を下げる無駄な「1LDK」をテレワークで淘汰しよう無駄な会議が生まれる理由、なくすコツ(6/6 ページ)

» 2020年03月23日 05時00分 公開
[横山信弘ITmedia]
前のページへ 1|2|3|4|5|6       

「会議=仕事」という認識を捨てよう

 会議愛好者というのは、リアルで顔を見て喋るのが好きな人たちである。だからリアルな会議室に集まってこそ意味があるわけであり、そうでなければ会議愛好者たちは満足感を得られない。いずれにしても、テレワークが普及し、定着すれば、長時間の会議はやっていられなくなる。

 声を大にして言いたい。会議はあくまでも手段だ。目的ではない。だから目的語に「会議」を当てはめてはいけない。だから、会議愛好者も「会議=仕事」だという認識を捨てないと、いずれ職場で居場所がなくなるだろう。「11時から会議をする」という表現はもうやめにして、手段を意味する格助詞の「〜で」とセットで使うクセをつけよう。そうすれば自然と「11時から会議で『営業戦略の立案』をする」と、脳が目的語を探しにいくことだろう。会議の参加者が常に「目的」に焦点を合わせられるようになれば、長時間の会議は減っていく。そして目的を果たすことを愛好していくことになるはずだ。

著者プロフィール・横山信弘(よこやまのぶひろ)

企業の現場に入り、目標を「絶対達成」させるコンサルタント。最低でも目標を達成させる「予材管理」の理論を体系的に整理し、仕組みを構築した考案者として知られる。12年間で1000回以上の関連セミナーや講演、書籍やコラムを通じ「予材管理」の普及に力を注いできた。NTTドコモ、ソフトバンク、サントリーなどの大企業から中小企業にいたるまで、200社以上を支援した実績を持つ。「絶対達成マインドのつくり方」「絶対達成バイブル」など「絶対達成」シリーズの著者であり、著書の多くは、中国、韓国、台湾で翻訳版が発売されている。

経営者を中心に4万人以上が購読するメルマガ!

「草創花伝」の購読はこちらから


前のページへ 1|2|3|4|5|6       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.