書店などを手掛ける合同会社SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS(以下SPBS、東京都渋谷区)は、書店・カフェ・ワーキングスペースが一体となった新店舗「SPBS TOYOSU」を6月17日、豊洲の「アーバンドック ららぽーと豊洲3」の4階にオープンした。
約300平米の店内には高さ3.5メートルの書棚を配置し、独自にセレクトした書籍を展開。文房具や食品も販売する。天気のいい日はテラスも利用できる。
ガラスで仕切られたワーキングスペースは、読書や作業など幅広い用途で利用可能。デザインチェアなどで有名なスイスVitra社のワーキングチェアのほか、電源、FREE Wi-Fiを完備するなど、テレワーク環境にも対応する。利用料金は30分300円(税別)からとなっていて、午前11時までは無料で利用できる。当面は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、座席数を通常の半分ほどに減らして運用する。
SPBSは新店舗について、書籍を全方位で楽しめる新業態「ブックラウンジ」と位置付けていて、書籍を活用した講座も開催予定としている。
同社広報担当の丸美月氏は「もともと渋谷の本店では空いたスペースをシェアオフィスとして貸し出していた。そのノウハウを活用したいと考えた」と、ブックラウンジオープンの狙いを語る。また、「豊洲は多くのビジネスパーソンが行き交う街にもかかわらず、ワークスペースがあまりなかった」ところにも商機を見いだしたという。
出版業界の調査・研究機関である全国出版協会・出版科学研究所(所在地:東京都新宿区)によれば、2019年の紙の出版物(書籍・雑誌合計)の推定販売金額は前年比4.3%減の1兆2360億円で15年連続のマイナスとなっている。書籍の売り上げが落ち続ける中、書店のビジネスモデルも旧来の在り方から変革を求められているといえそうだ。
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