記者は清水社長へのインタビューの中で「ミライザカと鳥メロは鶏肉が看板メニュー。今回は牛肉ということで両方が看板メニューになるということか? そうなると、鶏肉と牛肉でブランドイメージがどっちつかずになるのではないか」と聞いた。
清水社長は「そこは私たちも非常に悩んだところでした。ただ、牛肉はごちそう感がある。今は何か目的があって来店する人が多いので、牛肉のごちそう感は捨てがたかった。もし牛でだめなら違うものに取り組むなど臨機応変に対応してニーズをつかめるようにさまざまなチャレンジをしていく」と決意を表した。
ワタミグループの2022年3月期中期経営計画によると2022年3月期に売上高1000億円、営業利益30億円、25年3月期が同1500億円、同60億円、29年3月期では同2000億円、同100億円との目標を掲げている。そのために生産性を向上し、FC展開を加速することなども打ち出した。
非接触によって感染リスクを減らす意味では、同グループが展開している宅食事業「ワタミの宅食」が有望にも思えるものの、2018年上期末の食数は24万食、2019年上期末では8000食減の23万2000食と前年の数字に届かなかった。テークアウトや宅配需要が見込まれる中、宅食事業の立て直しも鍵となるだろう。
ワタミ、ロイヤルHD、サイゼリヤ……外食チェーンが軒並み大赤字に転落 業態転換など急ぐ
“無限くら寿司”が話題 スシロー、はま寿司、かっぱ寿司など大手4社のGo To対応を聞いた
かっぱ寿司も“無限”に!? 過熱する回転寿司チェーンの「Go To イート」対応
「はま寿司」は食事券のみ、「ココス」は食事券と予約の両方 ブランドごとに「Go To Eat」への対応が異なるゼンショー
ガスト、バーミヤン、ジョナサン……すかいらーくは全ブランドで「Go To Eat」食事券事業に参加 予約事業は一部ブランドのみ対応
「すき家」「吉野家」「松屋」、「Go To Eatキャンペーン」に食事券事業で参加
マクドナルドとKFC、「Go To Eatキャンペーン」に食事券事業のみで参加 全店では実施できず
松屋が牛めし、焼肉定食を最大で70円値引きする「0円定期券」を配布 狙いは?
和食さと、「かにいくら重」などのテークアウトメニューを特別価格で提供 狙いは?
和食さと、しゃぶしゃぶ食べ放題に「北海道産牛ロースの炙り寿司(ずし)」を追加 狙いは?
ワタミ、120店を「焼肉の和民」に転換 料理配膳ロボット、特急レーンを使用した“非接触型”店舗に
ホリエモンが語る飲食ビジネス「集客成功の法則」――世界のセレブを落とし続けた「インスタマーケティング」の秘密
マツコが絶賛した予約殺到の「できたてポテトチップ」! “神がかったうまさ”の舞台裏に迫る
ホリエモンプロデュースの「WAGYUMAFIA」 代表・浜田寿人が語る急成長の舞台裏――知られざる挫折、転落、苦悩
おうちラーメンバンク、WAGYUMAFIAが提供する1万3000円のラーメン「WAGYUJIRO(ワギュジロー)」を販売
UberEatsのみで販売開始 実店舗を持たない“ゴーストレストラン”テリヤキ食堂が始動
「WAGYUMAFIA」 代表・浜田寿人が語る快進撃の秘密 「2万円の高級カツサンド」をいかにして“世界一”にしたのか
「WAGYUMAFIA」 代表・浜田寿人が明かす“挫折からの復活劇”――そして「世界一」への果てしない挑戦Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング