新型コロナ関連破綻のうち、正社員の従業員数が判明した862件の従業員合計は1万3350人となった。従業員5人未満が433件で半数を占めた一方、従業員50人以上の事業者は8月以降、月間2件以下の発生にとどまっていて、小規模事業者ほど新型コロナの影響を受けていることが鮮明となった。
負債額別に見ると、負債1億円未満が452件を占めた。一方、100億円以上の大型倒産も5件発生しており、大企業でも経営破綻が広がり始めていることがうかがえる。
東京をはじめ一部地域で緊急事態宣言の発出は続いていて、このまま事態が収束しなければ、花見や歓送迎会による外食需要は期待できない。今後も飲食業を中心に、関連破綻が増えそうだ。
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