四国エリアの住みここちランキング2021 昨年に続いて1位を獲得したのは?(2/3 ページ)

» 2021年08月06日 12時48分 公開
[秋月かほITmedia]

住みここちランキング2位「香川県宇多津町」

 2位の「香川県宇多津町」は香川県のほぼ中央に位置する、県で最も面積が小さい町。商業施設や公園、公共施設などがまとまった範囲にあり、生活しやすい環境が整っている。また子育て支援に力を入れていることから若い世代からの評価が高く、全国的に見ても出生率が高い。

 居住者からは「徒歩圏内ではないものの、車で5分から10分走ると、スーパーやドラッグストアなどがあり便利。小・中学校が近い」(43歳女性)、「水族館ができたり、マンションが建ったり、街が活性化してきていて、田舎すぎず、程よい街で住みやすい」(28歳女性)というコメントがあった。

住みここちランキング3位「香川県綾川町」

 3位の「香川県綾川町」は香川県のほぼ中央に位置する町で、東は高松市、西は丸亀市などと隣接している。高松市をはじめ交通アクセスが良いことから、近隣のまちで働く人のベッドタウンとしても評価が高い。讃岐うどん発祥の地としても知られている。

 居住者からは「商業施設も充実しており、幹線道路や公共交通機関も適度に整備されている。その上で、落ち着いた静かな環境もあるので大変満足している」(50歳男性)、「近所に大型のショッピングモールがあり、日常生活での買い物に困らない。自然も豊かであり、がやがやしていない」(32歳女性)といった声があった。

 大東建託賃貸未来研究所の宗健所長は「住みここちランキング、住みたい街ランキングとも大きな順位変動は見られなかった」とコメントしている。

高松市(写真提供:ゲッティイメージズ)

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