デザイン会社としてスタートしながら「レコルト」ブランドを立ち上げたことで家電メーカーになったという、ちょっと変わった出自を持つウィナーズ。
デザイン性が高く、お値ごろな家電が揃う「レコルト」はインテリア雑貨店などを中心に展開されている。コンパクトサイズで、一人暮らしや、少人数世帯に最適なホットプレート、コーヒーメーカーなどを数多く揃えており、実は日本だけでなく、海外でも人気を集めているという。
創業から30年、2009年から家電ブランド「レコルト」の展開を始めたウィナーズが、家電メーカーとしての目指す道と、積極的な海外展開について、創業者でもあり、代表取締役の岡野真二氏に話を聞いた。
ウィナーズ 代表取締役 岡野真二氏。美容家電を取り扱うシンプルマインドの代表も務める
3年間で大改革の「タイガー」、きっかけは元ソニーの女性役員
1923年創業で、ステンレスボトルや炊飯器などの多くの製品を手掛けるタイガー魔法瓶。2023年に100周年を控えた18年からは、元ソニーでVAIO事業を立ち上げるなどした浅見彰子氏が、既存事業のほか構造改革や未来のビジョンづくりに取り組む。タイガーが抱えていた課題と施策、そして100周年後の展望などを聞いた。
プロダクトアウトの罠にハマった「象印」のリカバリー戦略
電気炊飯器市場でトップシェアを誇る象印マホービンは、2018年に100周年を迎えた。高級炊飯器のヒットとインバウンド需要に押され、10年ごろから右肩上がりで売り上げを伸ばしたが、16年をピークに減少。そこへコロナ禍が発生した。この長引く苦境をどう乗り越えるのか。取締役の宇和政男氏に話を聞いた。
美容家電No.1ブランド「ヤーマン」、ブランドを支える開発力のワケ
美容家電ジャンルで確かな存在感を示す「ヤーマン」。その売上高は、2021年4月期で366億円にも達する。主力商品は美顔器や脱毛器、フェイススチーマーなどで、日本市場のほか中国市場でもブランドを確立。美容家電領域で挑戦を続ける同社の戦略について、取締役でブランド戦略本部長の戸田正太氏に話を聞いた。
「100億円プレーヤーはもう飽きた」変わり続けるバルミューダの野望
2020年12月16日には東証マザーズに上場したバルミューダ。前回はクリーナーを軸に、製品の開発工程や同社ならではのスピード感、デザインへのこだわりについて紹介した。今回は、同社が上場を目指した目的、上場後の未来と野望について、代表取締役社長の寺尾玄氏に語っていただいた。
急成長のサンコーが、「オモシロ家電」を追求する意味とは
「サンコー」といえば、ユニークで一風変わった「おもしろ家電」で知られるメーカーだ。面白さと同時に、コスパの良さと便利さも備え、人気を博している。この「おもしろ家電」を開発できた秘密とは一体何なのか。サンコーの山光博康CEOに話を聞いた。
「焼きペヤングメーカー」開発秘話 クラウドファンディングで“個性”が大ヒット
「ギガたこ焼き器」や「せんべろメーカー」、「焼きペヤングメーカー」など、ひときわ個性的な家電を展開するライソン。「ライソン発の、世界初をつくる。」と掲げ、ワイヤレススピーカーやアウトドア用品まで展開する。新興メーカーの戦略と、アイデアあふれるものづくりについて代表取締役の山俊介氏に話を聞いた。
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