福岡県の「街の住みここち沿線ランキング」 3位「JR筑肥線」、2位「地下鉄空港線」、1位は?(1/2 ページ)

» 2022年02月10日 21時15分 公開
[秋月かほITmedia]

 大東建託は福岡県に住む成人を対象に、居住満足度調査を実施した。36沿線居住の2万1358人を対象にした「街の住みここち沿線ランキング2021<福岡県版>」をまとめた結果、1位は「地下鉄七隈線」、2位は「地下鉄空港線」、3位は「JR筑肥線」という結果に。

photo 街の住みここち沿線ランキング2021<福岡県版>の結果は?

街の住みここち沿線ランキング<福岡県版>

photo 街の住みここち沿線ランキング2021<福岡県版>TOP22(以下リリースより)

 「街の住みここち沿線ランキング2021」の1位は昨年と同じく、「地下鉄七隈線」(別府〜天神南)だった。同線は現在延伸事業を実施しており、2022年度中の天神南〜博多間の開業を目指している。

 地下鉄七隈線沿いに住む人からは「店舗や交通機関へのアクセスが非常に便利なのに、近くには遊歩道や木々があり、散歩する人達のまったりした街中とは思えない雰囲気に癒される。交通アクセスの良さから車の必要性がなくなり、高齢になっても不自由がない」(女性・66歳)、「区役所、病院、銀行、スーパー、幼稚園、保育園などがそろっていて、地下鉄やバスなど交通の便もよく、子育て世代にはとても住みやすい。動植物や科学館、ショッピングモールなども近くにあり、少し行くと、海や山などの自然もある」(女性・38歳)といったコメントがあった。

 2位は天神や博多、福岡空港など主要な場所を結ぶ「地下鉄空港線」(赤坂〜姪浜)。居住者からは「バス停が多く、駅が近く、都市高速道路の出入口が多数あり、交通の便が非常に良い。アウトレットモール、大規模なショッピングモール、大手スーパーなどが多数あり、徒歩圏内で生活に必要なものが全て安価でそろう。整備された大きな公園が複数あり、山も海も自転車圏内で子どもを連れて遊びに行ける所がたくさんある。総じて、他の所に移り住みたいと全く思わないほど満足」(女性・39歳)といった意見が寄せられた。

 3位は「JR筑肥線」(姪浜〜鹿家)で、居住者からは「都心部へ30分以内。空港へ1時間かからないのも非常に便利。近隣にショッピングセンターやホームセンター、大型量販店、各種飲食店などほぼそろっており、内容も充実している。高速へのアクセスも良く、都市高速〜高速道路の接続もスムーズ。区役所と市民センターが隣接しており、行政手続きや図書館、音楽イベントの利用もしやすい」(男性・51歳)といったコメントが寄せられた。なお「街の住みここち沿線ランキング」の1〜3位は、昨年と全く同じ顔触れだった。

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