いったい、伝えるコミュニケーションは、どんな構造になっているのでしょうか。
といっても、けっして小難しい話ではなく、要は「私たちが日ごろ、どんなふうにコミュニケーションをしているか」ということなのですが……。こういわれて、多くの人たちがまず思い浮かべるのは、次ページのような構図でしょう。
登場人物はふたり。
ひとりは、なにかを伝えようとする「伝え手」。
もうひとりは、それを受けとる「受け手」です。
この関係のなかで、図に示すように、「伝え手」は「受け手」に向かってなにかを「伝えよう」と働きかけます。
その結果、うまく「受け手」が納得したり、共感したりすれば「伝わった」となる。
こうしてみると、ごくふつうのことを語っているだけで、おかしなところはなさそうに思えます。
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