電源には単三形乾電池(リチウム電池/ニッケル水素充電池/アルカリ電池対応)を4本利用し、ニッケル水素充電池利用時の撮影可能枚数はストロボ未発光で約1900枚。最近では小型化や重量低減のため乾電池対応のデジタル一眼は少なくなってしまったが、やはり急な電池切れに対応できるという安心感があるのは魅力だ。
作例撮影中、便利に感じたのは、ISO感度の上昇上限を素早く変更できること。高感度撮影時のノイズはかなり抑えられており、シチュエーションによってはISO1600でも実用的に感じるが、それでも素早く上限を設定できるのは便利だ。ノイズリダクション開始感度設定(ISO400/800/1600/3200から選択)やノイズリダクションの効き具合調整とあわせて使いたい。

素早くISO感度を設定できるのはかなり便利(写真=左)、ビルの夜景をISO1600で撮影。さすがにノイズはのるが、原寸で見なければ気にならないといえるとも言えるレベル。夜景を手持ちで撮れるメリットの方が大きく感じる(写真=右)本製品はエントリークラス向けとして展開されているが、豊富な機能は上級機「K-7」から多くを受けついており、中級者が手にしても楽しめる。欲を言えば各種カスタマイズした状態の設定をカスタム設定として保存し、モードダイヤルから選択できればより良かったとも感じたが、それは次モデルへのリクエストとしたい。
ペンタックス、一期一会の写真を楽しめるデジタル一眼「K-x」
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