iPod Style
iPhoneで「もう少しアップ」を実現するカメラキット「iZoom」を試す(2/2 ページ)
持ち運びに便利で、いろいろと使える機器のセット
さて、では実際に撮影をしてみよう。スタジオの窓からまずはどの程度か、確認してみた。
左側はiZoom非装着、右は装着時(いずれもiPhone 3GSで撮影)。非装着では距離にして100メートルほどの先にある、中央部の交差点標識の文字が判別できないが、さすが8倍に拡大すると標識がしっかりと読める。
次はiPhoneアプリ「トライポッド」(iTunes Storeへのリンク)と組み合わせてみた。
野鳥を撮りにいってみた。左はiZoom非装着、右が装着時だ。左写真の中央の木の部分にかなり近寄れている。これなら運が良ければ、近くに来た野鳥の撮影も可能では?!と意気込んで待っていた。
画面中央部にカワセミがとまっているのが分かるだろうか? シルエット気味ではあるが、特徴あるクチバシでカワセミと分かる。ちなみに、このカワセミがいる場所は最初のiPhone 3GSのみで撮影した場所の一番手前の茂み。この日は何度か現れてくれたものの、iPhone 3GS+iZoomではこのサイズまでが一杯だった。
水面の水鳥もここまで撮影ができた。このような野鳥公園ではなく、街中にいる鳥たちはタイミングさえあえばかなりアップで撮影できそうだ。
野鳥を撮ってみての感想だが、iZoomはオートフォーカス機構を備えていないので、自分で鏡筒のピントリングを動かしてピントを合わせる必要がある。固定ホルダー&三脚なしでの撮影も可能だが、実質的には常用する必要があるだろう。また、ピントリングがやや固く、iPhoneを強く押さえていないとピント合わせ時に固定ホルダーと三脚ごとiPhoneが動いてしまう事があった。このあたりは好みではあるが、リングの硬さをもう少し柔らかくする、あるいは硬さを調整可能にするといいのではと感じた。
レンズの特徴を見るため、ビルの壁を撮影してみた。完全に正対した状態での撮影ではないので参考程度になるが、やや糸巻き状のゆがみが認められる。ただ、3980円(直販価格)という価格を考えればレンズ性能には納得できるものがあると思う。また、周辺減光はほとんど感じられない。
iPhoneのみしかない状態で拡大した画像が欲いと時、アプリで拡大してしまうことが多かった、あるいは講演会やイベントなどをアップで撮影して生中継したいという方にはオススメできると思う。付属の固定ホルダーと三脚は旅行時の撮影にも役立つ上、遠くの風景も撮れるようになるので、旅行カバンに入れておくと便利だろう。
テレコンというとやや特殊な用途に思えるが、iPhone用の固定ホルダーはあまり種類がないうえに、小型三脚もついて3980円(直販価格)というのはコストパフォーマンスが高い。ちょっとした遊び心でiPhoneのアプリと組み合わせるという使い方もアリだ。
この製品の反響次第ではあると思うが、レンズのラインナップを増やしてもらいたいところ。広角や魚眼、マクロなどのバリエーションが増えればiPhoneでの撮影がより楽しくなるのではないかと思うので、期待したい。
Copyright (C) - iPod Style - All rights reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
中国メーカー、出荷前のAndroid端末に犯罪用のバックドアを設置か Googleが取引停止
-
2
セキュリティ啓発団体に不正アクセス 個人情報最大1.5万件漏えいか
-
3
「給与維持の週休3日制」AI効率化で実現 しかし社員が喜ばず……なぜ? 「ライザAI」提供企業で起きたこと
-
4
松屋アプリ、9日ぶり復旧 「お詫び」でポイント最大3倍
-
5
年収やローン保証額、免許証番号など最大32万人分漏えい SMBC系、保証業務システムに不正アクセス
-
6
ゲーセンに真っ暗な画面ずらり……セガ系システムの障害が長期化、復旧めど立たず 原因は不正アクセス
-
7
人気ゲーム「NIKKE」公式PCランチャーで不正プログラム実行か CDN上でスクリプト改ざん ユーザーは対策を
-
8
サイバー攻撃対策で自社通販サイト閉店 ドールのアゾン「個人情報を社内に保管しない」方針へ
-
9
ロート製薬、約280万人分の個人情報漏えい 9715件は通話音声データとクレカ情報が流出
-
10
Anthropic、「Claude」に家計管理機能「Personal Finance」 銀行口座と連携、米国でβ提供
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR