GfK Japan調べによる、デジタルカメラ販売ランキングをまとめた。今回の集計期間は8月8日〜14日と夏休みにかかる時期であるせいか、お盆の帰省や夏休み旅行に新しいカメラを持って行くという需要を受け、前回と同じく、ランキングにはこまかな順位変動が見られる。
デジタル一眼では、キヤノン「EOS Kiss X5」(ダブルズームキット)が首位をキープし、パナソニック「DMC-GF3」(ダブルレンズキット)が2位、ソニー「NEX-C3」が3位と続いた。
前回2位だったオリンパス「E-PL2」(ダブルズームキット)は6位に順位を下げたが、同じくオリンパスの「E-PL1s」(ダブルズームキット)がランク外から10位へ再浮上し、7月22日より販売開始されたニコン「D3100」の200mmダブルズームキットもランク外から姿を現している。
この200mmズームキットはD3100に「AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR」と「AF-S DX VR Zoom-Nikkor 55-200mm f/4-5.6G IF-ED」をセットしたもの。ちなみに既存のダブルズームキットは「AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR」と「AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR」の組み合わせ。55-300mmに比べると望遠端は短くなるが、55-200は約335グラムと高倍率ズームとしては軽量で携帯が苦にならないのは大きなメリットといえる。
コンパクトデジカメではソニー「DSC-WX7」が1位、パナソニック「DMC-FX77」、富士フイルム「FinePix Z900EXR」が以下に続く。目立ったところでは、ソニー「DSC-WX30」「DSC-W570」がランク外からの登場している。この2モデル、ともに光学5倍ズームレンズを搭載する製品で型番こそ似ているが中身はかなり違う。
W570はセンサーの画素数こそ1610万画素だがエントリーモデルに位置づけられる製品で価格的にもかなり低く抑えれているのに対して、WX30(レビュー)は裏面照射型CMOSセンサーを採用するほか、タッチパネル操作やデジタルフィルター、超解像ズームといった新要素をふんだんに盛り込んでおり、サイバーショットシリーズ中ではスタンダードとなる「WX」「W」のなかでは先進的なモデルとなっている。
順位 | 前回順位 | メーカー | 製品名 |
---|---|---|---|
1位 | 2 | キヤノン | EOS KISS X5 ダブルズームキット |
2位 | 4 | パナソニック | DMC-GF3 ダブルレンズキット |
3位 | 3 | ソニー | NEX-C3D |
4位 | 5 | キヤノン | EOS KISS X4 ダブルズームキット |
5位 | 6 | ソニー | NEX-5D |
6位 | 2 | オリンパス | E-PL2 ダブルズームキット |
7位 | 12 | ニコン | D3100 200mmダブルズームキット |
8位 | 10 | ニコン | D3100 レンズキット |
9位 | 9 | ニコン | D5100 ダブルズームキット |
10位 | 11 | オリンパス | E-PL1s ダブルズームキット |
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