GfK Japan調べによる、デジタルカメラ販売ランキングをまとめた。
デジタル一眼のランキングでは9月中旬よりジリジリと人気を高めているニコンのミドルクラス「D7000」がボディ/18-200レンズキットの2モデルがランクイン。D7000以外のモデルを見ても、高倍率ズームレンズを組み合わせたデジタル一眼レフのダブルズームキットが人気を博している。
一方でよりスナップ撮影に適したミラーレスカメラは相対的に人気を落としており、今週のランキングにはオリンパス「PEN」シリーズがランクインしていない。10月初旬という集計期間からすると、遠距離から激しい動きの被写体を撮ることになる運動会需要に応答した格好といえそうだ。
コンパクトデジタルカメラのランキングでは、先週初登場6位だったキヤノンの新製品「IXY 600F」が首位となった。ここしばらくの間はキヤノン「IXY 210F」、パナソニック「DMC-FX77」、ソニー「DSC-WX30」がトップ3を占める状態が続いていただけに、新顔の首位奪取は新鮮に映る。ちなみに、IXY 600Fについては「Samantha Thavasa Petit Choice」とのコラボモデルも10月末より販売開始される。
IXY 600Fは光学8倍ズームレンズ(35ミリ換算28〜224ミリ)を搭載しながら、同クラスでは「世界最薄」という22.1ミリのスリムモデル。登場間もないだけに他モデルに比べるとやや高めの販売価格となっているようだが、6つのブレ補正をカメラが判断して切り替える「マルチシーンIS」の搭載もあり、「高倍率レンズ」「スリム」「強力な手ブレ補正」と訴求点が明確になっていることもヒットの原因といえそうだ。
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