GfK Japan調べによる、デジタルカメラ販売ランキングをまとめた。
デジタル一眼ランキングの1位と2位は、前回に引き続きキヤノンの「EOS Kiss X5 ダブルズームキット」「EOS Kiss X4 ダブルズームキット」がランクインした。ミラーレスタイプが定着して久しい感もあるが、今回はデジタル一眼レフのキヤノン「EOS 60D EF-S18-135 IS レンズキット」とニコン「D3100 200MMダブルズームキット」もランクインしており、長めの焦点距離のレンズを組み合わせたい場合の有力な選択肢として検討されている様子がうかがえる。
ミラーレスタイプでは、パナソニック「DMC-GF3X」(電動ズームレンズキット)が10位にランクイン。DMC-GF3はダブルレンズキットも3位にランクインしており、最近では「DMC-GF3」「Nikon 1 J1」「NEX-5N」「E-PL3」の4機種がミラーレスタイプの売れ筋といえそうだ。いずれにしてもデジタル一眼については、年末から初春にかけてエントリークラス製品の新発表がなかったため、しばらく新顔の登場はなさそう。あるとすれば価格変化に伴うものとなりそうだ。
コンパクトデジカメのランキングでは、1位こそ前回に引き続きキヤノン「IXY 600F」がキープしているが、ニコン「COOLPIX S6200」が後継製品「COOLPIX S6300」の登場もあって価格を下げているためか、前回の5位から3位にランクを上げている。
この2機種を見比べると、35ミリ換算25ミリからの10倍ズームは共通するものの、撮像素子はCCDから裏面照射型CMOS(有効画素数はいずれも1600万画素)に変更され、フルハイビジョン動画が撮影可能になるなど、型番は似ているものの機能面での違いはかなりある。S6200の購入を検討しているならば、S6300の仕様と価格も合わせてチェックしておきたい。
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