デジタル一眼ランキングは1〜5位(キヤノン「EOS Kiss X5 ダブルズームキット」、ニコン「D5100 ダブルズームキット」、パナソニック「DMC-GF5 電動ズームレンズキット」、ソニー「NEX-5 ダブルレンズキット」、オリンパス「E-PL3 ダブルズームキット」)が前回から変わらずと定番の人気が持続している。
実勢価格も大きな要素となる販売ランキングとはいえ、「DMC-GF5」を除くと、ソニー「NEX-F3」「α57」「α37」やニコン「D3200」、キヤノン「EOS Kiss X6i」などといった今春より今夏にかけて登場した、エントリークラス新モデルのランクインがまだ見られない。登場から時間が経過し、値ごろ感の高いモデルが人気となっているようである。
ただ、低価格機だけが人気を博しているかと言えばそうでもないようで、価格.com トレンドサーチの調べでは今夏、実売10万円を超える高級機への関心が高いと報告されており(夏商戦は高級デジカメ好調 カカクコム調べ)、今夏のデジタル一眼については値ごろ感の強いモデルと高級機、この2層に人気が二分されている状況となっている可能性がある。
一方のコンパクトデジカメランキングは、トップ10中7機種が先週に引き続きのランクインながら1〜3位が先週と入れ替わり、なおかつランク外からソニー「DSC-WX50」とカシオ計算機「EX-ZS150」が姿を現すなど動きが絶えない。例年の動きからすると、冬商戦をにらんだ秋口まで新製品の投入は少ないと予想されるので、今回のような動きをしばらく続けるように思われる。
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