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» 2012年08月27日 09時52分 公開

「3本目」のレンズを選ぶ:ダブルズームキットからのステップアップ(2)――キヤノン「EOS Kiss X5」&オリンパス「E-PL3」編 (2/4)

[野村シンヤ、むらいさち(E-PL3 撮影),ITmedia]

単焦点は「EF40mm F2.8 STM」をチョイス

 単焦点レンズも高倍率ズームレンズと同様にラインアップは豊富で、プロが使用する非常に明るい10万円以上のレンズを除いただけでもキヤノン「EF24mm F2.8 IS USM」「EF28mm F2.8 IS USM」「EF40mm F2.8 STM」「EF50mm F1.8 II」、シグマ「30mm F1.4 EX DC/HSM」、「50mm F1.4 EX DG HSM 」などがあります。

photo 「EOS Kiss X5」と「EF40mm F2,8 STM」

 今回はダブルズームキット所有者が初めて追加するレンズということで、なるべくお金をかけずに実売価格3万円前後を目安としてみました。そうすることで「EF40mm F2.8 STM」と「EF50mm F1.8 II」が候補に残ります。価格的には1万円前後で購入できる「EF50mm F1.8 II」が圧倒的にお買い得ですが、Kiss X5に装着すると焦点距離が80ミリ相当と中望遠よりになります。ポートレートなどには便利ですが、汎用的にスナップ写真も撮るのであれば、それよりは使いやすい64ミリ相当になる「EF40mm F2.8 STM」を推薦したいところです。

 気になる価格面も2万円前後、コンパクトなKiss X5にピッタリな薄いパンケーキ型のレンズというのもおすすめする要素です。今回は価格の面で最終候補から外しましたが、シグマの「30mm F1.4 EX DC/HSM」(実売3万7000円前後)も焦点距離が使いやすい48ミリ相当であり、かつ、F1.4と明るいので、こちらも選択肢のひとつとして加えてもよいかもしれません。

 EF40mm F2,8 STMは全長22.8ミリ、重さ約130グラムと超コンパクト。Kiss X5に取り付けると最初は「レンズがついているのか?」といった錯覚を覚えるくらい。AFに使われているステッピングモーターは動作音も静かで、素早くピント合わせをしてくれます。フォーカスリングはなめらかでトルク感もあり使い心地良好。リング幅は5ミリほどなので親指と人差し指ではなく、リングの角を親指の腹だけで操作する感じとなります。円形絞りを採用しているので、ボケも丸くてキレイな描写に仕上がります。

作例

photo 焦点距離:40mm、F2.8 1/1000秒 ISO100
photo 焦点距離:40mm、F2.8 1/80秒 ISO800 露出補正−1
photo 焦点距離:40mm、F2.8 1/13秒 ISO800 露出補正−1
photo 焦点距離:40mm、F2.8 1/10秒 ISO800 露出補正−0.7

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