デジタル一眼ランキングでは、若干の順位入れ替えがあったもののトップ10の顔ぶれに変化なし。引き続きキヤノンの「EOS」シリーズが支持を得ている。
先日にはパナソニックのエントリー向けマイクロフォーサーズ機「DMC-G6」や人気のPENシリーズ最新製品「E-P5」、「E-PL6」などが発表されているが、いずれも販売開始はしばらく先。デジタル一眼ランキングは当面、現在のランクイン機種を中心に回りそうである。
一方でコンパクトデジカメランキングではランク外から3モデルが顔を見せている。登場したのは富士フイルム「FinePix Z110」、キヤノン「IXY 90F」、ソニー「DSC-WX170」で、「FinePix Z110」と「IXY 90F」はいずれも今年2月に販売開始された製品。Z110はボディ前面にミラーを配置し「自分撮りモード」も用意したスリムモデル、IXY 90Fは光学8倍ズームレンズを搭載したスタンダードモデルだ。
コンパクトデジカメの新製品としてはパナソニックの「DMC-LF1」(6月20日販売開始予定)に注目したい。ボディサイズから勘案するにキヤノン「PowerShot S110」の対抗となる製品で、S110にはない特徴として液晶ビューファンダーやF2.0からの高倍率レンズが挙げられる。実売想定価格は5万円前後とクラスとしては高級コンパクトの部類に属するが、サイズ面からすれば競合の少ないセグメントへの投入となるだけに市場の反応が気になるところだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR