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写真で見る「α7」

» 2013年10月17日 00時24分 公開
[ITmedia]

 ソニーが Eマウントを採用したフルサイズセンサー搭載のレンズ交換式ミラーレスカメラ「α7R」 「α7」を11月15日より販売開始する。

 有効3640万画素ローパスレス仕様の「α7R」と有効2430万画素センサーのスタンダードモデル「α7」の2モデルが用意されるが、ここでは「FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS」(SEL2870)をセットしたα7のズームレンズキットを写真で紹介する。

photo 「α7」(レンズはキットレンズ「FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS」)
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α7の直線を主体としたボディは金属の質感もあり見た目には重そうに感じるが、126.9(幅) ×94.4(高さ) ×48.2(奥行き)ミリ、416グラム(バッテリー及びメモリカードを装着した状態では474グラム)と軽く、キットレンズのFE 28-70mm F3.5-5.6 OSS(295グラム)をプラスしても769グラムに収まる。片手で持ち上げても思いのほか軽いことに驚きを覚える。

 なお、ボディだけの重量をを比較すれば、同じくフルサイズセンサーを搭載するDSC-RX1(482グラム:バッテリー及びメモリカード含む)とほぼ同等で、α99(812グラム:バッテリー及びメモリカード含む)より軽い。

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 ミラーレスカメラであるためにファインダーは電子式(EVF)となる。ファインダーのサイズと画素数は0.5型/約240万画素で、パネルには有機ELを採用する。発表会で用意されていた展示機を見る限りEVFは非常に高精細かつチラツキも押さえられており、快適に利用できそうである。アイセンサーも備えている。

 中〜上級者を対象とする性格上ボタン類も充実しており、上面には撮影モードダイヤルと露出補正ダイヤル、グリップと背面には電子ダイヤルを備える。また、利用頻度の高い設定を呼び出す「Fn」(ファンクション)ボタン1つに加え、カスタム設定を呼び出す「C」(カスタム)ボタンは3つを備えている。設定メニューは画面上部を6つのタブで区切るタイプで設定項目は豊富。FnやCボタンを使いこなすことが快適な利用の鍵になりそうである。

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 レンズを外した状態で横から見ると薄さが際だつ。グリップ側側面にはNFCを内蔵する。動画撮影ボタンは側面と背面の中間、右手親指を意図的に動かさないと触れることのない場所に設けられており、静止画撮影中に誤って触れることはなさそうだ。

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実写を含めた詳細レビューは追って掲載する。

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