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世界最高をうたう「Otus 1.4/55」の出展も CP+2014レンズ関連ピックアップCP+ 2014

» 2014年02月17日 10時41分 公開
[ITmedia]

 カールツァイスブースには「現時点で世界最高のレンズ」と同社がうたう「Otus 1.4/55」が展示されている。まるで中判カメラのような巨大なこのレンズは、まるでガラスの塊のように質量は約1キログラムもある。ZF 2(ニコンFマウント)とZE(キヤノンEマウント)用を5月に販売開始予定で、価格は42万5000円(税別)。

photophotophoto 斬新なデザインのOtus 1.4/55(写真=左)シンプルなピントリング、文字はイエローに統一されている(写真=中央)カットモデルの展示(写真=右)

 3月下旬の販売開始がアナウンスされた、ミラーレス用の等倍マクロレンズ「Touit 2.8/50 Makro-Planar T*2.8/50 M」も展示されていた。ソニーEマウントと富士フイルムXマウント用を用意し、いずれも価格は11万2500円(税込)。

photophoto 「Touit 2.8/50」

 コシナブースには、マイクロフォーサーズ用「NOKTON 25mm F0.95 Type II」の実機展示もあった。従来機と光学系は同じだが、ムービー撮影用のクリックのない絞り操作が可能となる機構を備える。

photophotophoto 「NOKTON 25mm F0.95 Type II」(写真=左)、先端のダイヤルを手前に引きながらモードを切り替えると絞りのクリック感がなくなる(写真=中央)HELIAR 40mm F2.8 VMの参考出品。アダプターを介してα7Rに取り付けた展示も(写真=右)

 ケンコートキナーブースには大口径標準ズームレンズ「AT-X 24-70 PRO FX」が参考出品されていた。発売時期は未定とのこと。

photophotophoto 参考出品のAT-X 24-70 PRO FX(写真=左)L-M変換アダプター3種(写真=中央)EOS M用の接写リングチューブの参考出品(写真=右)

 上海伝視撮影(KIPON)ブースには、ティルトシフト機能をもつマウントアダプターと、0.7倍のレデューサーレンズによって光学系を縮小するマウントアダプターが出品されている。レデューサーレンズはドイツ製のものを使用しており高画質であるという。

photophotophoto α7に装着したチルトシフト機能付きのFマウントアダプタ(写真=左)EOS M用のチルトシフト機能付きのFマウントアダプタ(写真=中央)レデューサーレンズ搭載のNEX用のαレンズマウントアダプター(写真=右)

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