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アクションカムで縄文遺跡を回ってみた――特別史跡「三内丸山遺跡」編

» 2014年08月28日 08時08分 公開
[田中宏昌,ITmedia]

 青森県青森市にある特別史跡「三内丸山遺跡」は、日本最大級の縄文集落跡だ。一時は野球場の建設工事も行われたが、1995年から遺跡の整備が始まり、今ではビジターセンターの「縄文時遊館」や重要文化財などを展示する「さんまるミュージアム」といった施設も充実している。

 遺跡の復元も進んでいるほか、出土した状態のまま展示されてコーナーもあり、多角的に縄文時代の「ムラ」を体験できるのが特徴だ。

 その模様は下の動画と360度ビューで確かめてほしい。

今から約5500年前〜4000年前の遺跡群である特別史跡「三内丸山遺跡」
縄文時代の前期〜中期にかけて長期間継続した大規模集落跡で、復元された遺跡の大きさに目を奪われる

 なお青森県では、この三内丸山遺跡をはじめとする「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」の世界遺産登録を目指しており、2009年には国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産暫定一覧表に記載されている。

ALT 三内丸山遺跡を含め「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」として世界遺産への登録を目指している。そのロゴマークがこれだ
Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA
三内丸山遺跡をリコーの「THETA」で撮影した。360度のビューを楽しんでほしい

Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA
「竪穴住居跡」はこれまで550棟以上発見されているが、復元されているのは15棟ほど

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