オリンパスが9月16日、マイクロフォーサーズ規格に準拠した望遠ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO」を発表した。価格は18万5000円(税別)。同時発売の1.4倍テレコンバーター「M.ZUIKO DIGITAL 1.4x Teleconverter MC-14」をセットにしたキットは20万8000円(税別)。11月下旬に発売予定だ。
ズーム全域でF2.8を確保した明るいレンズで、プロ向けのカテゴリー「M.ZUIKO PRO」レンズの第2弾。防塵(じん)・防滴・耐低温性能を持ち、OM-D E-M1と組み合わせれば、雨の中での撮影などにも対応できる。焦点距離は35ミリ換算で80ミリから300ミリをカバー。重量は三脚座なしで760グラム、三脚座を付けると880グラム。フルサイズやAPS-Cサイズのセンサーを搭載するハイエンドデジタル一眼レフカメラよりもずっとコンパクトで軽い。
同時に発売されるM.ZUIKO DIGITAL 1.4x Teleconverter MC-14は、PROレンズに合わせて用意された、ミラーレス機としては世界初の1.4倍リアコンバーター。M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROとボディの間に組み込むと、絞り値は一段暗くなるが、焦点距離は112ミリから420ミリの望遠レンズになる。最短撮影距離は変わらないが、最大撮影倍率が35ミリ換算で0.42倍から0.6倍に大きくなる。こちらも防塵(じん)・防滴・耐低温性能を持つ。開発発表されている「M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4 PRO」にも対応する。
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