富士フイルムが2月10日、「FUJIFILM X」シリーズのレンズ交換式一眼カメラ用レンズの開発ロードマップを更新した。新たに公開されたロードマップでは、軽量コンパクトな標準レンズ「XF35mmF2 R」、望遠マクロレンズ「XF120mmF2.8 R Macro」、それに「1.4x テレコンバーター」の3種類が追加されている。いずれも2015年から2016年にかけて登場の予定だ。
XF35mmF2 Rは、小型・軽量かつ高速なAFが特徴で、軽快な撮影が楽しめるという。XF35mmF1.4 Rよりも取り回しやすいレンズになりそうだ。またXF120mmF2.8 R Macroは35ミリ判換算で180ミリ相当となる望遠マクロレンズで、Xシリーズ用のレンズとしては初の等倍(1:1)マクロレンズとなる。XF60mmF2.4 R Macroよりも遠くから被写体が狙える。
1.4xテレコンバーターは、焦点距離を1.4倍に伸ばすコンバーターで、Xシリーズ向けには初めての登場。大口径望遠ズームレンズ「XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR」と組み合わせれば、焦点距離を70ミリ〜196ミリ(35ミリ判換算で約106ミリ〜300ミリ相当)に伸ばしF4通しのレンズとして利用できる。XF120mmF2.8 R Macroや、2016年に発売予定の「XF100-400mm」でも利用可能になる。
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