さまざまな「写真展」を随時案内していく本コーナー。コニカミノルタプラザで、2015年3月4日から開催予定のジョエル・サートレイ写真展「守るべき生命のポートレート」を案内する。
あらゆる生命の基盤である生物の多様性は、地球生態系の一員である私たち人類にも様々な恩恵をもたらし、持続可能な社会の実現に必要不可欠です。しかしながら、WWF(世界自然保護基金)の2014年版『生きている地球レポート』によると、地球の生物多様性の豊かさを示す指数はこの40年間で半減しています。
こうした危機的な状況を変えるための活動として、ジョエル・サートレイは「PHOTO ARK」プロジェクトを2006年に立ち上げました。写真を使った現代版の“ノアの箱舟”を企図したこのプロジェクトは、地球上に現存する多種多様な生物を可能な限り数多く記録し、その姿を後世にまで伝えることで、その生物の保護に関心をもってほしいという作家の強い思いが込められています。
動物園や水族館、野生生物保護センターなどでスタジオ撮影のように撮られたポートレートは、背景が黒や白で統一され、どんな生き物も等しく価値があり、美しく貴重な存在であることを示唆しています。
本展は、現在までに撮影された約4,200種のポートレートの中から、絶滅のおそれがある希少動物を中心に、様々な生命の魅力あふれる作品を厳選してご紹介いたします。
名称 | ジョエル・サートレイ写真展「守るべき生命のポートレート」 |
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開催期間 | 2015年3月4日(水)〜3月30日(月) |
開館時間 | 10時30分〜19時(最終日15時終了) |
定休日 | 期間内無休 |
入場 | 無料 |
会場 | コニカミノルタプラザ(ギャラリーA) |
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