マルチメディア館から都庁方面に少し歩いたところにある時計総合館は、地下2階から地上4階まで堂々の6フロアあるビルディング。まずは地下からのぞいてみましょう。
地下2階は時計の修理、電池交換、さらに時計バントの交換をやってくれるフロア。ものすごい数のバンドが12ミリ、14ミリ、17ミリ……というバンド幅ごとに並んでいます。そしてここは意外に(失礼)いつ行ってもお客さんがそこそこいらっしゃいます。時計のバンドを変えるだけでガラッと雰囲気も変わって気分転換にもなりそうですわね。
地下1階に上がります。こちらはメガネやサングラス、老眼鏡コーナーです。最近スマホを離さないと見えなくなってきたんだよなぁ〜という貴方はそろそろ老眼鏡を準備しておかなくてはいけません。こちらではそんな方のために視力測定を無料でやってくださるみたいですわよ。持っていったメガネのクリーニングも無料! 至れり尽くせりです。
地上1階、こちらは時計総合館のメインともいえる売り場でしょう。セイコーやカシオ、シチズンなど国産の売れ筋腕時計がずらり! 1000円以下のカジュアルウォッチなどもあって外国人客が物色している姿をよく見かけます。
2階はロレックスやオメガといった海外ブランドの腕時計がすてきな感じです。箱がないとか少しだけキズが入ってしまっているものなどのアウトレット品コーナーもありますのよ。
3階は海外ブランドのバッグや財布、傘、ベルトやZIPPOなどが置いてある売り場。香水なんかもあるのでさながら空港の免税品店みたいな雰囲気ですの。ショーケースの中には20万円近い万年筆のような高級筆記具なども。高級腕時計をたくさん持っているお金持ちが買いそうな腕時計用収納ボックスなんかもあります。
4階は置き時計や掛け時計、目覚まし時計、トラベルクロック、キッチンタイマーなどのコーナーです。昔、結婚式の引き出物でいただいたような置き時計を久々に目にしましたわ。
……とここまで書いてきて、実はわたくし普段から腕時計をしないんですの。ただし、ちょっとだけ気になっているのがアレですの、アレ、Apple Watch! そういえば見当たりませんでしたわね、何階にありますの? とお店の人に聞いてみると「パソコン売り場の方になりますのでマルチメディア館に行ってください」ですと。Apple Watchは時計館にはありませんのー! というオチでした。
Apple Watchをマルチメディア館まで見に行って気が済んだところで、いよいよアダルトソフト売り場に潜入です。編集部さんからは“写真は撮ってきてもらっても掲載できませんからいらないです”と言われたのですが、記事を書く以上この目にしっかりと焼き付けて来なくてはいけません。
そんなわけで目をギラギラさせて時計館の隣にある“ヨドバシビル”前に立ちました。アダルトソフト売り場はこのビルの5階。売り場に行くには奥のエレベーターを使います。で、こちらのエレベーター、動きがミョーに遅いのは壁に貼ってあるアダルト関連の新商品チラシやアダルト関連イベントの告知ポスターなどを少しでも長く見せようとするヨドバシ側の思わくだと思われます。
エレベーターがち〜んと開いて2、3歩進むと売り場の入り口になります。男性の店員さんに「いらっしゃいませ〜」とフツーに言われて店内奥へ。左を向くと隅っこにアダルト書籍、そしてDVDソフトがレンタル屋さんみたいにジャンル別(なのか?)にどーんと並んでいます。より高画質を求める方のためにBlu-rayのコーナーも少しだけありますの。Blu-ray版には3Dのものもあって、ゆきぴゅーとしては何がどう飛び出るのか気になるところではありますが先に進みます。
再びレジのところに戻ってお次は右側へ。こちらはアダルトアニメと、いわゆるエロゲーと呼ばれるゲームソフトのコーナー。さきほどの実写版ソフトに比べてお値段高めなのがびっくりですが、アニメの方が手間がかかるといえばかかるわけで当たり前なのでしょうか? そんなことを考えながらレア中のレアな売り場、アダルトソフトコーナーを後にしたのでした。
さて、2カ月にわたってヨドバシカメラ新宿西口本店の隅から隅を勝手な私目線でリポートしてきたコラムも今回で最終回となりました。ビルや売り場がたくさんありすぎて面倒で分かりづらいけれど、行くたびに毎回ちょっとだけ新しい発見があって楽しいヨドバシカメラ新宿西口本店。きっとこれからも末永くお世話になると思いますわ〜!
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