COMELが福岡で設置を拡大するデジタルサイネージにフライデーや週刊現代のスクープ記事を配信し、視認効果を測定する実証実験が始まった。
COMELと講談社は3月4日、スクープ記事をデジタルサイネージ(電子看板)にコンテンツとして配信する実証実験を開始した。COMELが福岡市内の交通機関やコンビニエンスストアに設置した500以上のディスプレイを使う。
配信するコンテンツの名称は「瞬刊フライデー」および「瞬刊現代」。講談社が開発した「瞬刊誌」と呼ぶメディアを使い、雑誌「週刊現代」および「フライデー」のスクープ記事を、3秒のコピーと写真で作る。その間に広告を挟み、雑誌を発売する前日に街中の端末に配信する。
瞬刊誌の視聴率を測定し、講談社のコンテンツとCOMELのデジタルサイネージシステムを融合した効果的なメディアを検証する。今後は携帯電話やPCとの連携も視野に入れる。
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