PC市場の不調が響き、売上高は前年同期から21%減少した。
米AMDは4月21日、第1四半期決算を発表した。
同四半期の売上高は前年同期比21%減の11億7700万ドル(3月にスピンアウトしたGLOBALFOUDNRIES含む)、純損失は4億1600万ドル(1株66セント)と前年同期の3億6400万ドルから拡大した。
ただし同社は、前期比では売上高は横ばい、赤字は14億4300万ドルから4億1600万ドルへ大幅縮小した点を挙げ、「顧客が最大の価値を求めている環境で、当社が成長できることを示している」と主張している。
現在のマクロ経済の状況や先行きと透明感、季節的変動を考えると、第2四半期の売上高(GLOBALFOUNDRIES除く)は減少すると同社は予測している。
AMDが製品を供給しているPC市場では、IDCおよびGartnerの調査によると、第1四半期にPC出荷台数が6〜7%減少した。Gartnerは2009年のPC出荷台数はマイナス11.9%と最悪の下げ幅を記録すると予測している。
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