ソニー・エリクソンはモバイル端末向けのコンテンツ配信サービス「Play Now」において、アプリケーション販売を開始すると発表した。
米Sun Microsystemsが開催している開発者向けイベント「2009 JavaOne Conference」。2日目となる6月3日(現地時間)の基調講演では、ユーザーおよびパートナー企業として携帯電話大手のSony Ericsson Mobile Communications(SEMC)が取り組みを紹介した。
講演の中でSEMCは、同社のモバイル端末ユーザーに向けたダウンロードサービス「Play Now」において、開発者が提供するアプリケーションを販売していく方針を明らかにした。現在サポートする13カ国、38端末が対象となる。今年7月1日に開設予定のWebサイトにて、開発者からモバイル端末向けのアプリケーションを受け付ける。ユーザーはワンクリックで簡単にアプリケーションを購入できるという。
Play Nowは2004年からサービス開始。着信音の提供から始まり、ゲーム、音楽など年次を追うごとにコンテンツを広げている。同社バイスプレジデントの坂口立考氏は「2009年にはムービー、そしてアプリケーションのダウンロードまでが可能になる」とし、「モバイルは人と人とのコミュニケーションを生み出す。素晴らしいユーザー体験(User Experience)を与えていきたい」と意気込んだ。
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