IBMが3次元の仮想会議室でプレゼンや講習会の開催が可能なコラボレーションツールを公開した。
米IBMは6月24日、3月から招待制でテストしていた企業向け会議ソフトウェア「Virtual Collaboration for Lotus Sametime」の提供を開始したと発表した。
同サービスは「Sametime 3D」としてLotus Services利用企業に対し、招待制で提供していたもの。仮想世界にセキュアな会議スペースを設置し、Sametimeのコンタクトリストのメンバーを招待できる。ユーザーはアバターとなって3次元の製品モデルやアプリケーションのアイデアをプレゼンしたり、セミナーを開催したりすることが可能だ。
仮想会議室に入ったメンバーは、テキスト/音声でのチャットでコミュニケーションし、ブレインストーミング用の壁面でアイデアや情報を共有できる。
Virtual Collaboration for Lotus Sametimeのプラグインを利用するにはLotus Sametime 8.0.1以降が必要だが、Webブラウザからも利用できる。
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