三起商行は、肌着やベビー服関連のコミュニティーサイト「ミキハウスBCP」を開設し、潜在顧客である妊娠中の女性の取り込みを狙う。
ミキハウスブランドを展開する子供服メーカーの三起商行は12月17日、肌着やベビー服関連のコミュニティーサイト「ミキハウスBCP(ベビカム・コミュニティー・パートナーズ)」を開設した。妊娠中の潜在顧客の取り込みが狙い。
ミキハウスBCPは、デジタルブティックが運営する育児サイト「ベビカム」の1コンテンツとして開設したコミュニティーサイト。育児情報やミキハウス商品の紹介、口コミ情報などを提供する。子育てやベビー服関連の質問を書き込んで、ほかの利用者から意見を募ることも可能。
ベビカムは1カ月に50万人が来訪する育児サイト。その3割に当たる約15万人が妊婦であり、ミキハウスの潜在顧客と一致している。利用者と直接情報のやりとりができるコミュニティーサイトを作ることで、通常の広告では囲い込めない顧客の獲得を目指す。
初年度にミキハウスBCPの会員登録数2万人を獲得するのが目標。提携先のデジタルブティックは育児サイトのコミュニティーを開設するパートナー数を、2010年度に約30件にするとしている。
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