米スマートフォンOS市場ではRIMやAppleが依然として強い勢力を持っているが、GoogleのAndroidが急速に伸びている。
GoogleのAndroidが米スマートフォンOS市場で急速にシェアを伸ばしていると、調査会社comScoreが報告した。
comScoreによると、米スマートフォンOS市場ではBlackBerryのResearch In Motion(RIM)とAppleが依然として大きな勢力であり、2010年2月(2009年12月から2010年2月の3カ月平均)のシェアはそれぞれ42.1%、25.4%だった。それをシェア15.1%のMicrosoft、9%のGoogleが追う。
だがシェアの伸びで見ると、2009年11月から2010年2月にかけて、RIMは1.3ポイントの成長にとどまり、AppleとMicrosoftはマイナスとなっている。その一方でGoogleはシェアを5.2ポイント増やし、最も勢力を伸ばしている。
OSベンダー | 2009年11月シェア(9〜11月3カ月平均) | 2010年2月シェア(2009年12月〜2010年2月3カ月平均) | シェア増減(ポイント) |
---|---|---|---|
RIM | 40.8% | 42.1% | 1.3 |
Apple | 25.5% | 25.4% | -0.1 |
Microsoft | 19.1% | 15.1% | -4.0 |
3.8% | 9.0% | 5.2 | |
Palm | 7.2% | 5.4% | -1.8 |
(資料:comScore) |
端末ベンダー別ではDROIDなどのAndroid携帯を擁するMotorolaがシェア22.3%でトップとなったが、LGとSamsungがそれぞれシェア21.7%、21.4%で肉迫している。それにNokia(シェア8.7%)、RIM(同8.2%)が続く。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.