GoogleのAndroid、米スマートフォンOS市場でライバル上回る成長

米スマートフォンOS市場ではRIMやAppleが依然として強い勢力を持っているが、GoogleのAndroidが急速に伸びている。

» 2010年04月07日 07時00分 公開
[ITmedia]

 GoogleのAndroidが米スマートフォンOS市場で急速にシェアを伸ばしていると、調査会社comScoreが報告した。

 comScoreによると、米スマートフォンOS市場ではBlackBerryのResearch In Motion(RIM)とAppleが依然として大きな勢力であり、2010年2月(2009年12月から2010年2月の3カ月平均)のシェアはそれぞれ42.1%、25.4%だった。それをシェア15.1%のMicrosoft、9%のGoogleが追う。

 だがシェアの伸びで見ると、2009年11月から2010年2月にかけて、RIMは1.3ポイントの成長にとどまり、AppleとMicrosoftはマイナスとなっている。その一方でGoogleはシェアを5.2ポイント増やし、最も勢力を伸ばしている。

米スマートフォンOSトップ5
OSベンダー 2009年11月シェア(9〜11月3カ月平均) 2010年2月シェア(2009年12月〜2010年2月3カ月平均) シェア増減(ポイント)
RIM 40.8% 42.1% 1.3
Apple 25.5% 25.4% -0.1
Microsoft 19.1% 15.1% -4.0
Google 3.8% 9.0% 5.2
Palm 7.2% 5.4% -1.8
(資料:comScore)

 端末ベンダー別ではDROIDなどのAndroid携帯を擁するMotorolaがシェア22.3%でトップとなったが、LGとSamsungがそれぞれシェア21.7%、21.4%で肉迫している。それにNokia(シェア8.7%)、RIM(同8.2%)が続く。

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