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» 2010年04月08日 11時30分 公開

ドジっ娘リーダー奮闘記:本気(マジ)で仕事する5秒前 (3/3)

[小俣光之,ITmedia]
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輩田さんの今日の「喝!」

 リーダーの元にはメンバーからいろいろな提案が上がってくる。その提案が単なる願望や思いつきか、熟慮した上でのものであるかは、メンバーの本気度で測れるぞ。

メンバーの本気度を測る方法

  • 「なぜなぜ5回」で、理由を明確に説明できるか
  • 手段と期限は明確か
  • 長期的な見通しや短期的な具体性があるか
  • 残業代などの交換条件が出なくてもやる気持ちがあるか
  • 情熱や熱い思いを感じるか
  • 部外者や反対意見がある人と議論しても主張を通せるか
  • リーダー自身、その提案に賭けてみようと思えるか

 チャレンジは成長の秘訣(ひけつ)。メンバーの本気が分かったら、そのチャレンジを積極的に応援しよう。たとえ失敗したとしても、そのチャレンジが本気ならば、失敗も経験になるだろう。


 例のごとく“たまたま”会議室の外で話を聞いていた輩田さんも、マジ・ウォーターをこらえきれなくなりました。「オオーン、ウオオオーン!」

しんこちゃん 輩田さん、やっぱり立ち聞きしていましたね。そんな大きな声で泣いたらビックリするじゃないですか。

輩田さん 門田君、しんこちゃん。君たちのチャレンジは、わたしも大賛成だ。チャレンジなくして会社の成長、いや、安定すらないだろう。攻めの姿勢はとても大切だ。そして、チャレンジは人を育てるという大切な面もあるんだぞ。よし、せっかくだから輩田秘伝の新事業を立ち上げるコツを1つ教えよう。

しんこちゃん&門田君 なんでしょう?

輩田さん 最初から無理をしないことだ。一気に大きな目標に向かいすぎると、途中で息切れしてしまう。最終目標は高く遠いものでもいいけれど、まずは具体性の高い目標を目指すんだ。そして「行ける」という見込みが出るまでは、あまり風呂敷を広げすぎないようにな。広い意味で周りに借りを作りすぎると、失敗したときに返すのが大変になってしまう。

 大きなことをやるためには、説得力が必要だ。それには実績を見せるのが1番。いきなり夢のような話をしたって誰も相手にしてくれない。たとえ小さくても実績をきちんと積み重ねていくこと、それもチャレンジの大切な過程なんだよ。

しんこちゃん そうですね。やりながら見えてくることも多いですものね。まずは小さくても1歩を踏み出してみることですね!

輩田さん そうだ。新しいアイデアは考えようと思ってもなかなか出てこないけれど、日ごろから前向きに行動して最初の1歩を踏み出せば、ひらめきや気付きがあるものだ。あ、あ、あ、またマジ・ウォーターがこぼれそうだ。

門田さん 僕も。

しんこちゃん わたしも。

輩田さん&しんこちゃん&門田君 ウエーン、ウオオン、オーン!

著者プロフィール:小俣光之

小俣光之

 日本シー・エー・ディー株式会社代表取締役社長・現役プログラマー。
多趣味で話し好きで説教臭い。
ITmedia オルタナティブ・ブログの「プログラマー社長のブログ」執筆中。
著書に、「プログラミングでメシが食えるか!?」、「プログラミングでメシを食わせろ!!」など。



(構成:鈴木麻紀)

変更履歴:冒頭文章にて、「リーダーの下」とするところを「リーダーの元」と表記しておりました。お詫びして修正したします。[2010/04/08 15:45]

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