CATV向けのモデムやSTBといった家電製品に、AtomベースのSoCを組み込む計画だ。
米Intelは8月16日(現地時間)、米Texas Instruments(TI)のケーブルモデム部門を買収することで合意に達したと発表した。買収総額など詳細は公表していない。取引は第4四半期(10〜12月期)に完了する見込み。
この買収により、IntelはCATVおよび関連する家庭用電化製品業界向けのプロセッサ提供を強化するとしている。TIのケーブルモデム、STB、ビデオソリューションのシリーズ「Puma」にIntel製Atomベースのシステムオンチップ(SoC)を組み込むことにより、CATV市場に高性能な関連家電製品を提供する計画だ。
TIのケーブルモデム部門は、買収完了後Intelのデジタルホーム部門に組み込まれる。
Intelは、この秋に発売される予定のインターネットテレビ「Google TV」で米Googleと提携しており、ソニーが製造するデジタルテレビにAtom SoCが採用される見込みだ。
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