Microsoftのオンライン版Officeのユーザー数が、公開100日で2000万人を突破した。2万5000以上のフィードバックを基に、新たな機能が追加された。
米Microsoftは9月23日(現地時間)、オンライン版Office「Office Web Apps」のユーザー数が、公開から100日で2000万人を突破したと発表した。また、ユーザーからのフィードバックを基に、幾つかの新機能を追加したことも発表した。
まず、PowerPointのプレゼンテーションとExcelのスプレッドシートがブログやWebサイトに埋め込めるようになった。埋め込んだプレゼンテーションはスライドショーとして閲覧でき、Excelのシートでは計算ができる。新機能を紹介している公式ブログには、実際に「PowerPointの埋め込み方」という15ページのプレゼンテーションや、ボディマス指数(BMI)を算出できるシートがサンプルとして埋め込まれている。
Excelの新機能としては、デスクトップ版と同様の各種グラフを挿入できるようになり、モバイル版Webブラウザでの閲覧が可能になった。そのほか、Office.comのライブラリにあるPowerPointで利用できるクリップアートやテーマが増え、Wordの文書を編集モードのまま印刷できるようになり、SkyDrive内のファイルを直接デスクトップで開けるようになった。
なお、Office Web Appsの競合と見なされている米Googleの「Google Apps」のユーザー数は、9月21日現在で3000万人以上とGoogleは発表している。
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