Googleがホリデーシーズンに米国内便の搭乗客、約1500万人に無料Wi-Fiサービスをプレゼントする。Google Chromeのプロモーションに活用するようだ。
米Googleは11月8日(現地時間)、航空会社数社と提携し、国内便の機内Wi-Fiを無料で利用できるキャンペーンをホリデーシーズンにスタートすると発表した。提携する航空会社は現在のところ米AirTran、米Delta、Virgin Americaの3社で、期間は2010年11月20日〜2011年1月2日。この期間の3社の国内便乗客総数は約1500万人に上るという。
対応する航空会社の搭乗客は、米Gogoが提供する機内Wi-Fiサービスにログインし、無料で利用できる。同社は昨年もこうしたキャンペーンを行っている。昨年のキャンペーンではログインするとスマートフォン「Nexus One」のプロモーションページに誘導された。同社のプレスリリースには「Google Chromeのチーム」が同キャンペーンを主催するとあり、今年はGoogle Chromeのプロモーションにこのキャンペーンを利用するようだ。
2008年9月にリリースされたGoogle Chromeは、Webブラウザ市場で着実にシェアを伸ばしているものの、米Net Applicationsの10月の調査では、首位のIE(59.26%)、2位Firefox(22.82%)との差はまだ大きい3位(8.47%)だった。なお、11月にはGoogle Chromeをベースにした「Chrome OS」を搭載したNetbookが発売されるといううわさもある。
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