ほくせん、NECのクレジットカード業界向け基幹系クラウドサービスを導入

地域クレジットカード大手のほくせんが、NECの信販クレジット業界向け基幹系クラウドサービスの導入を決定した。

» 2012年05月17日 18時45分 公開
[ITmedia]

 地域クレジットカード大手のほくせん(札幌市)は、NECの信販クレジット業界向け基幹系クラウドサービス「マルチファンクション・クレジット・サービス」(MCS)を導入する。NECが5月17日に発表した。

 MCSは、信販会社やクレジットカード会社向けの業務システムをSaaS型で提供するというもの。具体的には、クレジットカードの申し込み、審査、貸付、顧客取引、債権管理などの業務システムを提供する。

 NECはほくせんへのサービス提供に当たって、ほくせんの現行システムを運営している札幌ネクシスと協業する。札幌ネクシスのクレジットカードシステム「Crevo」をMCSに取り込むことで、クレジットカード専業企業にとって必要な割販、賃金などの法対応や、売掛管理の一本化などに対応し、導入企業のコスト削減や業務効率化を支援するという。

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