日立製作所、製品ライフサイクル管理システムを構築

オラクルのPLM製品によるシステムを情報・通信システム社が導入した。

» 2012年06月20日 15時02分 公開
[ITmedia]

 日立製作所の情報・通信システム社が製品ライフサイクル管理(PLM)製品「Oracle Agile Product Lifecycle Management」によるPLMシステムを構築した。これを支援した日本オラクルが6月20日、発表した。

 PLMシステムは、製品の設計、生産から市場への提供、サポート終了までのライフサイクルに関わる情報や業務プロセスなどを管理する。情報・通信システム社では同システムの部品表を、製品の設計から生産にいたる全工程の“共通言語”とすることで、設計変更や部品手配、調達先変更、生産指示などの業務を一元化した。

 システム構築後は、開発期間を平均9カ月から6カ月に短縮し、設計工数も約7.8%削減した。また国内外の拠点間での設計・生産連携を強化。例えば、設計変更に要する期間が7日から1日半に短縮され、設計変更の漏れもなくなるなどの効果も出ているという。

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