ライオン、会計システムのDB基盤をOracle Exadataに移行導入事例

メインフレームからの刷新で、パフォーマンス向上やコスト削減効果などを見込む。

» 2012年08月27日 20時40分 公開
[ITmedia]

 ライオンは、会計システムのデータベース(DB)基盤を日本オラクルのデータベースマシン「Oracle Exadata」に移行、5月に稼働を始めた。日本オラクルが8月27日に発表した。

 ライオンは従来、会計システムを含む基幹系アプリケーションをメインフレームで運用してきた。2010年1月に販売や物流などの分野でオープン化移行プロジェクトを開始し、10月にはDB統合の範囲を会計システムにまで拡大。DBマシンとしてのパフォーマンスの高さやデータ圧縮機能によるコスト削減効果などを見込み、Exadataの採用に至ったという。

 ライオンは会計システムとしてSAP製品を利用し、SAPシステム向けDB基盤としてExadataが採用されるのは国内初となる。導入作業はExadataとSAPシステムの導入実績を豊富に持つSCSKが担当した。オラクルの「SAPデータベース移行サービス」の活用で、導入は約2カ月半で完了したという。

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