北九州市教育委員会、4月からクラウドサービスを全面稼働導入事例

2012年から進めてきたクラウドの校務支援サービスの提供が本格化する。

» 2013年03月26日 12時27分 公開
[ITmedia]

 北九州市教育委員会が、市内の幼小中特別支援学校210校の教職員約6000人が利用する校務支援サービスを4月から全面的に稼働させる。これを支援したNECが3月26日に発表した。

 北九州市教育委員会ではNECやNTT西日本と共同でプライベートクラウドを構築。校務支援サービスにNECのパッケージソフトウェア「学びの扉 校務支援システム」を採用し、グループウェアや校務支援サービスをデータセンターからネットワークを通じて利用できるようにした。サービス提供は2012年4月から順次開始され、約1年で全面稼働となる。

 北九州市教育委員会によると、クラウドサービスで校務の情報化と業務の効率化が図られ、教職員は児童や生徒と接する時間をより多く取れるようになったという。また、教育委員会と学校との文書連絡も効率化され、要報告事項の期日前の回答率が従前の約70%から95%に向上した。

校務支援サービスの概要

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