グループ全体の情報活用プラットフォームを整備していく方針だという。
「ノーマット」や「モンダミン」などでおなじみのアース製薬がグループ全体で情報を活用するためのプラットフォーム構築に取り組むことになった。その基盤としてアシストが販売するビジネスインテリジェンス(BI)ツール「WebFOCUS」が採用された。
アース製薬ではWebFOCUS(2010年導入)を含む3つのBIツールを利用してデータへのスムーズなアクセスや抽出の環境を整備、業務の現場でBIが浸透した。これを受けて業務に応じて使い分けていたBIツールをWebFOCUSに統一する。
これまでWebFOCUSは、販売実績の参照や店舗マスタ・営業活動報告などの検索、Webサーバのアクセスログ集計などに使われてきた。今後はデータ活用のスピードを上げるためのインフラに再定義され、生産や原価なども網羅する情報活用の統合プラットフォームとして利用される予定。ユーザー規模も1500人に広がる。
統一ツールにWebFOCUSを選定した理由について同社は、必要なデータを指定するだけで集計・分析結果を迅速に取得できることや、複雑な条件設定によるリポート作成も直感的に操作できること、ライセンス体系がユーザー数に依存しないといったことを評価した。
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