あなたからのささいな批判で自分の肺は潰れてしまいます
それが起こったら、私の鼻をつまみ、ボスの口で封をして肺を膨らませていただきたい
それって、ボスとマウスツーマウスをするってこと……ですよね? ウォーリー、もっと別の応急措置をでっち上げた方がいいんじゃないですか?
つまむ動作を“pinch”といいますが、この語を使った表現はけっこういろいろあります。例えば“pinch a penny”は「生活を切り詰める」という意味で、“We had to pinch pennies when we first married.”(結婚当初は生活を切り詰めなければいけなかった)や、“We feel the pinch at the end of each month.”(月末になると金欠病になる)のように使います。
また「盗む」という意味で“Who pinched my chair?”(俺の椅子を盗んだの誰だ?)といったり、「いざとなれば」や「切羽詰まった時は」という意味で“in a pinch”といったりします。
さらに“pinch (something) back”というと、植物の成長を促すために芽などをつみ取る「摘心(てきしん)」のことをいいます。
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登場人物紹介:ディルバート [Dilbert]
主人公のディルバートは独身エンジニアです。作者のスコット・アダムス氏がこのマンガシリーズを最初に紹介した文章では、「30歳くらいで、カリフォルニア北部のとあるハイテク企業に勤務している」となっています。
登場人物紹介:ボス [Pointed-haired Boss]
頭髪がとんがっていることから“pointed-haired boss”と呼ばれるボス。上司の悪いところを全部兼ね備えたすごい人です。公式解説によると、「生まれつき意地悪であざといわけではなく、努力してそうなった」とのこと。
登場人物紹介:ウォーリー [Wally]
ウォーリーはディルバート同じ部署で働くエンジニア。ディルバートと同じように、自分も昇進できないことはよく分かっていて、そのせいか会社への忠誠心はゼロ。仕事をできるだけサボることをいつも楽しみにしています。
登場人物紹介:ドッグバート [Dogbert]
ドッグバートはディルバートと同居している犬です。子犬の頃、収容所にいたところをディルバートに拾われたのです。ディルバートのぐちを聞いていることはありますが、大して恩義を感じているような素振りはありませんし、飼い主だとも思っていません。
登場人物紹介:アリス [Alice]
アリスは部署で唯一の女性エンジニア。作者のスコット・アダムス氏によると、パシフィックベル時代にアリスと同じようなヘアスタイルの女性の同僚がいて、その人がモデルになっているそうです。
登場人物紹介:アシュック [Asok]
アシュックはインターン。つまり学生なのですが、インターンシップでこの会社に勤めています。アショックは頭のいい好青年ですが、企業の現実や社内政治のことがまったく分かっていないため、からかわれたり、損をしたりしています。
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